原油価格の大幅下落でフロンティア株式に投資妙味

マーケット昨今の原油価格の大幅下落により、産油国が多く含まれているフロンティアマーケットの株式も大きく売り込まれ、投資妙味が増してきています。

そこで、ここではiSharesのフロンティア株ETFのデータを元に現状を確認したいと思います。

フロンティア株式ETFの現状

パフォーマンス

フロンティア株式のパフォーマンス

緑色が基準価額、青色が実際にマーケットで取引されている価格になります。

直近のピークから3割ほど下落し、足元では3年前頃の水準まで落ち込んでいます。

構成国

構成国上位5つは以下になります。

  1. クウェート24%
  2. アルゼンチン15%
  3. ナイジェリア12%
  4. パキスタン10%
  5. ケニア6%

ポートフォリオの4分の1がクウェートなのは気になりますが、エキゾチックでわくわくする国が並んでいます。特にケニアってなんでしょうか。サバンナのイメージしか沸きません。上場株式があることにびっくりです。

業種構成

業種上位5つは以下になります。

  1. 金融52%
  2. 電気通信サービス15%
  3. エネルギー11%
  4. 生活必需品7%
  5. 素材5%

金融セクターへの集中が気になりますが、未発達のマーケットであることを考えるといたしかたないかもしれません。

コスト

経費率は年率0.79%です。

昨今の低コストインデックスファンドには見劣りしますが、アクセスしにくいマーケットであることを考えると悪くない数字だと思います。

また、iSahresのフロンティア株ETFはJDR形式で米国とのダブル上場であるため、米国と日本でダブルの税金がかかってきます。

この税金は以前は米国30%、日本20%で両方合わせると半分近く税金で持っていかれたのですが、昨年実施された軽減税率の措置により、現在は米国10%、日本20%で合計28%となっています。

iSharesのダブル上場ETFが軽減税率適用
少し前の話ですが、東証に上場しているiSharesのETFが...

3割くらい税金で持っていかれるのは痛いですが、まあ以前よりは改善したのでぎりぎり許せるラインでしょうか。

フロンティア株ETFの売買

以上のように、大分価格が安くなり、昨年軽減税率も適用されたため、フロンティア株への投資は視野に入れてもよいのではと考えています。

ただし、ETFの出来高を見るとあまり多くはなさそうなので、実際に買い付けるときには指値注文をする必要がありそうです。正直面倒です。

ETFへの投資が好きになれない3つの理由
ETFは機動的な売買ができ、またコストも安いため、個人投資家にとってはとてもいい金融商品です。

また、基準価額とマーケット価格のかい離(要は理論値と現実値のかい離)もそれなりにあるので、売買時には注意する必要がありそうです。

このように結構手間がかかりそうですが、フロンティア株は他の地域にはないマニアックな魅力を備えている領域なので、この機会に前向きに検討したいと考えています。

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