社会人の最初から目指すのか、
もちろん両者では大きく戦略は異なってきます。
新卒の場合にはポテンシャルが重視され、
ただ、両者とも、人物本位という点については一緒です。
ここでは、この新卒と中途の2つに分けて、
なお、クオンツアナリストにはセルサイド(証券会社)
新卒からクオンツアナリストを目指す
学歴要件
新卒からクオンツアナリストを目指す場合、
必要とされるのは、
稀に文系出身のクオンツアナリストも見かけますが、
残念ながら、この学歴に満たない場合には、
ファイナンスに関する知識
採用する側からすると、
しかしながら、実際にはある程度ファイナンスの知識、
これはどういうことかというと、
そのため、ファイナンスに関する知識があると、
面接の合否において、話が弾むかどうかは大きなポイントです。
話がある程度弾まないと、
このように、基本はファイナンスの知識は不問としながらも、
入社してからの配属
会社の配属というのは理不尽なものがあります。
基本的に会社は会社の都合で動くため、
とはいうものの、
なので、もし希望の部署を出せる機会があれば、
これで少しくクオンツになれる確率は上がります。
加えて、もし理系の院卒であれば、
中途でクオンツアナリストを目指す
新卒でクオンツアナリストを目指すのもなかなか難易度は高いです
そもそも論として、
これがまた結構少ないのです。
そしてその少ないパイを求めて応募し、書類選考、
ここからはそんな難易度が高い中途からのクオンツアナリスト転身
採用が活況な時期を選ぶ
会社の求人状況は時期により大いに異なります。
求人が活発な時期とそうでない時期では、
求人が活発な時期を見計らって転職活動をすることがまずクオンツ
ちなみにこの求人の周期は概ね5年くらいを目安にぐるっと回るの
ちなみにこの5年というのは、
このところの例で言うと、チャンスが多かったのは2017年~
逆に採用が激減していたのはリーマンショック後の2009年~
売りになるスキルを武器にする
中途でかつクオンツ未経験の人がクオンツアナリストになるために
もし希望者が2人いて、1人がクオンツ経験者、
この状況を覆すには、何かしらかの売りになる武器が必要です。
クオンツには様々なスキルが求められますが、
参考記事:クオンツに必要なスキルまとめ
確かにクオンツには数学やITに長けた人材が多いのですが、
特にITに関しては、
他にも数学オリンピックで入賞したなどの実績があれば、
いずれにせよ、クオンツアナリストに求められるスキルの中で、
まずは運用業界に滑り込むことが大事
中途で運用業界、ひいてはクオンツアナリストを目指す場合には、
中途の場合にはどうしてもこれまでの経験が重視される傾向がある
なのでまずは規模の大小を問わず、
一度業界に入り、ある程度経験を積めば、
まとめ
クオンツアナリストになる方法をまとめると以下のようになります
新卒でクオンツアナリストを目指す場合
- 早慶、旧帝国大学以上の理系の大学院を卒業する
- 面接に備え、ファイナンスの知識を学ぶ
- 面接で盛り上がり、会社に採用される
- 配属の希望を出す
ちなみに学生時代の投資経験は役に立つか?
株式投資をしている人はとても多いですし、
どういう洞察を持って投資し、その結果どういう結果が得られ、
中途の場合には更に難易度が上がりますが、ポイントは
- 業界全体が採用に熱心な時期を選ぶ
- クオンツアナリストに必要なスキルの中で、
これまでの経験から武器になりそうなものをアピールする - とにかくまずは運用業界に入る
といったことかと思います。
特に、ピンポイントでクオンツの求人というのは多くないため、求人を見かけたらとにかく申し込んでみることをおすすめします。
昨今では特に運用業界でもIT系の人材の不足が叫ばれていますの