アセットアロケーションのツールとしてインデックスファンドを使う4つの利点

entrepreneur-696969_1280私は様々なマーケットへ投資するためのツールとして、主としてインデックスファンドを使っています。

ここでは、インデックスファンドを使う利点を4つご紹介します。

インデックスファンドを使う理由

透明性が高い

インデックスファンドはポートフォリオ構築の定義が明確なため、透明性の非常に高い投資ツールです。

どの銘柄がどのくらい含まれているかも明確にわかるため、相場が動いたときにどのような要因で動いたのかも想像しやすいです。

透明性が高いと、そのファンドの中で何が起きているかもわかりやすいため、安心感にもつながります。

コストが安い

ご承知の通り、現在のインデックスファンドのコストはかなりの水準まで低下してきています。

投資において、コストというのは確実なマイナス要素となるため、安いにこしたことはありません。

インデックスファンドではなくETFを使うという方法もありますが、ETFの場合には配当が払い出されそのたびに税金がかかること、そして配当の再投資が面倒なことからインデックスファンドの方が利便性は高いです。

ただし、欲をいうのであれば、新興国系のファンドのコストの一段の低下と、為替ヘッジ型のラインナップの更なる充実を期待しています。

リスクが明確

インデックスファンドは基本的にTOPIXのような主要な指標に対し、トラックするように設計されているため、値動きが非常にわかりやすいです。

TOPIXが1%下落した場合、自分の保有しているTOPIX型インデックスファンドもほぼ1%の下落と見て間違いありません。

このようにマーケットの数字を負いながら、自分のポートフォリオがどのような動きをしているのかが容易に想像できるところもインデックスファンドの利点として挙げられます。

特に複数の地域、資産へ投資している場合は、主要な指標を追うだけで大変なので、更に指標とファンドがどのようにかい離しているかまでモニターするのは至難の業です(アクティブファンドを使っている場合)

変なリスクを取らない

上記のリスクが明確に似ていますが、変なリスクを取らないところがインデックスファンドの利点として挙げられます。

仮にアクティブファンドへ投資していると、一体そのファンドがどのようなリスクをとっているのか明確にわかりません。

例えば、マーケットの反発を予想して高ベータのアクティブファンドを購入したのに、いつの間にか低ベータのファンドに変わっていてマーケットの反発をとれなかったなど、自分の意図しないリスクが勝手にとられている場合があります。

インデックスファンドの場合には内包されているリスク≒参照ベンチマークと見てほぼ間違いないので、こういった点でも非常に扱いやすいです。

私の場合、アセットアロケーションに主眼を置いていますので、各資産については変なリスクをとって欲しくないので、インデックスファンドを好んで使っています。

まとめ

以上の4つがインデックスファンドを好んで使う理由ですが、やはりその中でもコストが安いという点が一番の魅力ですね。

また、最後の変なリスクを取らないという点に関しても、個人的には非常に重要なポイントです。

これがあるのでアセットアロケーションにより注力することができるというメリットは大きいです。

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