ユーロとポンドへの投資で苦戦した話

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基本的には為替そのものへの投資は行わないポリシーであると何度かご紹介しましたが、過去には為替への投資を行ったことがあります。

投資対象の通貨はユーロとポンドでしたが、その時の経験を簡単にご紹介します。

ユーロへの投資

ユーロへの投資はヨーロッパ債務危機でマーケットが揺れた2011年に行いました。

当時はイタリアやスペインの国債が売られ、利回りが7%程度まで上がり、ユーロそのものの存続自体も危ぶまれるという悲観に満ちた時でした。

実際の投資はMMFを通じて行いましたが、2011年の後半のユーロ/円が115円程度の時に投資を行いました。

私は基本的に逆張り(値段が下がって安くなった時に買う)での投資を行うことが多いです。

この時も、十分ユーロが安いと思える水準で投資を行ったのですが、前回のエントリーでご紹介したように、為替はトレンドを持つという逆張りとは対照的な特徴があります。

そのため、買った後もユーロが下げ続けるという苦渋の時を暫く続けることになりました。

ユーロはさすがに安すぎで、いつか値を戻すとは思っていましたが、そのいつかは数か月後なのか、数年後なのか全くわかりません。

結局耐えるに耐えて(放置してとも言います)、ユーロが反転し、さらに円安が進んだ2013年に投資を手じまいました。

結果として115円程度で投資し、130円くらいで売ったので収益は上げられましたが、これだけの期間をかけてこのくらいの収益ではとても成功した投資とはいえません。

むしろその間に、他によりよい投資先があったという意味で失敗ととらえてもよい事例となります。

このときの経験からも、為替には逆張りで投資すべきでないし、為替そのものへの投資も割に合わないと感じたものです。

以下のチャートはユーロ/円の推移で、左の矢印がユーロを買った位置、右の矢印が売った位置になります。

ユーロ

ポンドへの投資

ポンドへの投資はヨーロッパ債務危機でマーケットが揺れた2011年に行いました。

当時はイタリアやスペインの国債が売られ、利回りが7%程度まで上がり、ユーロそのものの存続自体も危ぶまれるという悲観に満ちた時でした(ここまではユーロと同じ記述)

このとき、ユーロが売られたのは、存続が危ぶまれるというある種合理的な理由があったわけですが、ユーロにつられてポンドも売られるというのは理解に苦しむところでした。

イギリスとユーロ圏は、景気という意味ではある程度の連動性がありますが、通貨はまったく別物であり、ポンドがユーロと連動して売られるのは不合理な状態に感じました。

そのため、投資した時期は同じですが、確信度という意味ではユーロよりポンドの方が強かったです。

ポンドは130円くらいの時に投資しましたが、ユーロと同様にポンドもその後さらに売り込まれ、しばらく苦渋の時を過ごすことになりました。

その後、ポンドが反転し、更に円安が進んだ2013年に手じまいました。

結果的に売った時期はほぼユーロと同じで、1ポンド150円くらいの頃でした。

結果としてポンドについても収益を得ることはできたのですが、こちらも時間がかかった割には大きな収益とはならず、必ずしも成功とはいえない投資となりました。

以下のチャートはポンド/円の推移で、左の矢印がポンドを買った位置、右の矢印が売った位置になります。

ポンド

これらの経験から為替への投資は割に合わないなと感じ、以後為替そのものへの投資は行っていません。

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