各地域の株式インデックスのバリュエーションまとめ(2016年3月)

株式バリュエーション

各地域の株式インデックスのバリュエーションのまとめです。

日本株、先進国株、新興国株、フロンティア株の4つのマーケットについてまとめてみました。

データは2016年3月時点のものです(フロンティア株式以外)

地域別株式インデックスのバリュエーションまとめ(2016年3月)

株式インデックスのバリュエーションのまとめです。

比較のために、下段に先月分も載せています。

2016年3月時点

2016年3月 PER PBR ROE 配当利回り
日本株 13.9 1.2 8.6% 2.2%
先進国株 18.1 2.0 11.0% 2.6%
新興国株 13.0 1.5 11.5% 3.1%
フロンティア株 9.6 1.4 14.2% 2.8%

(ソースはわたしのインデックス及びiSharesのホームページ。フロンティア株は4月11日時点。フロンティア株の配当利回りは12m Trailing Yieldを使用)

2016年2月時点(参考)

 2016年2月 PER PBR ROE 配当利回り
日本株 13.4 1.2 9.0% 2.2%
先進国株 17.0 2.0 11.8% 2.7%
新興国株 11.4 1.4 12.3% 3.4%
フロンティア株 15.0 2.8 18.5% 2.8%

(ソースはわたしのインデックス及びiSharesのホームページ。フロンティア株の配当利回りは12m Trailing Yieldを使用)

先月からの変化

3月はマーケットが全体的に上昇したため、PERも全体的に上昇しています(除くフロンティア株)

ただし、それほど大きな変動ではなかったため、バリュエーションという観点からはそれほど大きな変化はありませんでした。

配当利回りも各地域ともほぼ先月と同水準です。

日本株と先進国株の比較

先月に引き続き日本株の方がPER、PBR共に割安となっています。

先進国のPERはやや高いかなという印象を受けます。

一方で、日本のPERは決して高くはないのですが、今後の成長余力という点を考えると安くもないのかなという気がしています。

PBRや配当利回りは先月からあまり動きはありません。

先進国株と新興国株の比較

引き続きPBR、PERともに新興国株の方が圧倒的に割安です。

しかしながら、3月は新興国株の方が上昇が大きかったため、バリュエーションの格差はやや縮まっています。

相変わらず新興国の方が多くの指標で見て割安ですが、過去の時系列からすると結構珍しい現象が続いています。

フロンティア株式について

先月フロンティア株のバリュエーションのデータが怪しいという話をしましたが、案の定今月大幅に修正されていました。

PER:15⇒9.6

PBR:2.8⇒1.4

と大幅に修正されています。

PBRに至っては半分の数値となっています。

先月の数値は違和感があったのですが、今月の数値であればそれほど違和感は感じません。

概ね腑に落ちる数値となっています。

なぜこれほど月によって数値が変化するのかよくわかりませんが、今後とも注意してみていきたいと思います。

全般的な所感

先進国株、新興国株、フロンティア株のPBR、PERを比べると、未発達の国ほどバリュエーションが安くなっています。

どちらかというと未発達の国ほど今後の成長期待が高いため、バリュエーションは高くなる傾向があるのですが、このところはそれとは逆の現象が起きています。

これを構造変化と捉えるか、投資の好機ととらえるかは各投資家の解釈により異なるように思われますが、個人的には興味深い現象だと思っています。

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