自社株への投資は行うべきか

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会社によっては自社株買いの制度を設けているところもあります。

この自社株への投資について、意見が割れるのをよく耳にします。

ここでは自社株への投資について企業の特性という観点から個人的な見解を述べたいと思います。


自社株に投資するのに反対の人の主な理由は、リスクが大きすぎるというものです。

自分の勤めている会社が倒産した場合、自社株も紙屑になりダブルパンチをくらうという理由です。

一方で自社株に好意的な人は、そのインセンティブを理由に挙げます

例えば、投資額の10%を報奨金として上乗せされるなど。

両方ともそれなりに筋の通った意見に思えますが、ここではもう少し突っ込んでその会社の特性別に考えてみます

業績が安定している企業とそうでない企業では自社株買いへのリスクが異なります。

業績が安定していれば、倒産リスクも小さいと考えられるので自社株買いを行うことによるリスクはそれほど大きくないと思われます。

一方で業績が不安定な場合、それなりの倒産リスクがあるため、自社株買いのリスクが増します。

具体的に言えば、元国有企業などは業績が安定しており、また暗黙の政府保証もあるため自社株へそれなりに投資をしてもいいのではと思います。
(某東京○力もあれほどの事故を起こしても株券は紙屑にはなりませんでした。むしろここ半年くらいは堅調な業績を受けて株価が上がってきています)

一方で景気循環株のような業績が上下に振れる企業(製造業、素材メーカなど)は業績が下振れた時に倒産リスクが高まるため、自社株への投資は積極的に行わない方がよいように思えます

以上を踏まえた上で、個人的な感覚としては、安定企業の場合、資産の20%くらいを上限とし、景気循環的な企業の場合は10%くらいを上限として保有するのはありかなと思います(いずれにせよ、1銘柄への過度な投資は避けた方がよいです)

自社株買いのインセンティブを享受しつつ、自身のポートフォリオ全体への影響はある程度限定的にしておくというスタンスが一番しっくりくるように思います。

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コメント

  1. 幸福賢者 より:

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    うちの会社も自社株買いを奨励しています。
    確かに社員のインセンティブはありますが、
    会社の無言の圧力も大きいかな?とも思います。
    社員に過剰な忠誠心を求める日本企業の場合、
    半強制的な自社株買いが常態化しているのでは。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    基本的に自社株買いはリスクが高くなるだけのような気がします。
    今の時代何が起こるかわからないのでダブルパンチは避けたいですしね。

  3. ラッキー より:

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    >幸福賢者さん
    私の勤めている会社では圧力はそれほどありませんが、売るときの手続きがとても大変です。働く人にとっては会社はあくまで労働力を提供している場なので、忠誠を誓いすぎない距離感が大切なのではと感じますね。

  4. ラッキー より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >クロスパールさん
    個々人のリスク許容度にもよると思いますが、何も考えずにインセンティブ狙いで自社株にばかり投資するという状態は避けるべきですね。

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